2009年10月29日木曜日

柚子茶 発売

いよいよ明日、10月30日(金)放送のショップチャンネルにて
柚子茶の発売となります。

発売する商品は、先日試飲してきましたが、
これまたいつもと変わらずにおいしい。
というよりは、この時期に飲む柚子茶は、
季節の変わり目のせいもあるでしょうが、
ホッとして、おいしさが倍増している感覚ですね。

今回は、柚子茶がどうやって出来るかをご説明します。

柚子茶の出来るまで>

  1. 11-12月に柚子茶を収穫します。
    韓国の柚子は、日本の柚子と違って摘果をしません。
    そして、ほとんど木をいじっていませんので、
    大きな木からなっています。
    (日本のゆずの木は、人間の背の高さか、
    それより少し大きな程度です)
    私どもの柚子茶は、100%契約農家からの柚子を使用しています。

    その中でも、日本向けの選別基準がありまして、
    きれいで傷の少ない原料を使っています。
    (ちなみに、柚子は枝にバラのようなトゲがあり、
    これで外敵から自分を守っていると言われていますが、
    このトゲが台風などの風の影響で皮に刺さってしまい、
    皮が黒変してしまうことがよくあります。
    柚子にトゲがあることを知らない人が、意外と多いのです。
    ご存知でしたか?)

  2. 収穫した柚子は、ほとんどがその日、または翌日には、
    洗浄してから果皮・果汁に分けられます。
    ここで、収穫してから長時間加工しないで放置してしまいますと
    柚子はしぼんでしまいます。
    穫れたてを、いかに早く処理するかが
    おいしさのポイントです。

  3. 果汁は、凍結保存しておきます。
    (果汁は、柚子酢といわれるくらいにすっぱいですね)
    果皮は、その場で砂糖と混ぜ合わせ、冷凍庫にて保管します。
    ただし、砂糖はその特性で凍結することが無いので、
    ここでじっくりと時間をかけて果皮に入っていきます。
    工場では、この工程を「冷凍熟成」と言っています。

  4. 次に冷凍熟成した果皮と果汁を混ぜ合わせて、ジャムを作ります。
    一般的には、ジャムを作るときはペクチンを使います。
    (近くにジャムがあれば、見てみてください)
    柚子茶には、ペクチンではなく、
    カラギナンという海草由来のものを使用しています。
    そのため、お湯で割ってもさっと溶けたり、
    ヨーグルトにかけても、簡単に混ざったりするわけです。

  5. 続きは、明日(10/30)の放送をご覧ください。
    生放送の都合上、続きがお話できない場合には、
    このブログにてお話しいたしますのでお楽しみに。


いつか、“柚子茶工場視察ツアー”なんて実現したら面白いと思います。



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