柚子茶の発売となります。
発売する商品は、先日試飲してきましたが、
これまたいつもと変わらずにおいしい。
というよりは、この時期に飲む柚子茶は、
季節の変わり目のせいもあるでしょうが、
ホッとして、おいしさが倍増している感覚ですね。
今回は、柚子茶がどうやって出来るかをご説明します。
<柚子茶の出来るまで>
- 11-12月に柚子茶を収穫します。
韓国の柚子は、日本の柚子と違って摘果をしません。
そして、ほとんど木をいじっていませんので、
大きな木からなっています。
(日本のゆずの木は、人間の背の高さか、
それより少し大きな程度です)
私どもの柚子茶は、100%契約農家からの柚子を使用しています。
その中でも、日本向けの選別基準がありまして、
きれいで傷の少ない原料を使っています。
(ちなみに、柚子は枝にバラのようなトゲがあり、
これで外敵から自分を守っていると言われていますが、
このトゲが台風などの風の影響で皮に刺さってしまい、
皮が黒変してしまうことがよくあります。
柚子にトゲがあることを知らない人が、意外と多いのです。
ご存知でしたか?) - 収穫した柚子は、ほとんどがその日、または翌日には、
洗浄してから果皮・果汁に分けられます。
ここで、収穫してから長時間加工しないで放置してしまいますと
柚子はしぼんでしまいます。
穫れたてを、いかに早く処理するかが
おいしさのポイントです。 - 果汁は、凍結保存しておきます。
(果汁は、柚子酢といわれるくらいにすっぱいですね)
果皮は、その場で砂糖と混ぜ合わせ、冷凍庫にて保管します。
ただし、砂糖はその特性で凍結することが無いので、
ここでじっくりと時間をかけて果皮に入っていきます。
工場では、この工程を「冷凍熟成」と言っています。 - 次に冷凍熟成した果皮と果汁を混ぜ合わせて、ジャムを作ります。
一般的には、ジャムを作るときはペクチンを使います。
(近くにジャムがあれば、見てみてください)
柚子茶には、ペクチンではなく、
カラギナンという海草由来のものを使用しています。
そのため、お湯で割ってもさっと溶けたり、
ヨーグルトにかけても、簡単に混ざったりするわけです。 - 続きは、明日(10/30)の放送をご覧ください。
生放送の都合上、続きがお話できない場合には、
このブログにてお話しいたしますのでお楽しみに。
いつか、“柚子茶工場視察ツアー”なんて実現したら面白いと思います。
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