2009年9月11日金曜日
手品師か詐欺師か
スーパーのレジでお札の番号を見たいと言って、
数秒の間に数万円を盗って立ち去る盗難事件がありましたが、
調べてみると、日本でもコンビニなどで横行しているとか。
実は、8月にバンコクにて、
似た被害に遭いそうになりました。
(結構、流行っています)
一見観光に来ているアジア人風の家族(子ども連れ)。
「日本のレストランはどこですか?」
「日本人ですか?」
「日本のお札に興味があります。きれいですよね。」
「見せてもらえませんか?」
この時点ですでにおかしいと思うも、相手はプロ。
テンポとリズムがいい。
「これよりももっときれいな、透かしのものがあると聞いたけど」
そして手品師のような手つきになって、
数枚あったお札を手にとる。
自分は自分の財布を出してきて、
泥棒じゃないよ、自分もいっぱいあるからと見せる。
このときに、財布に視線を引きつけて
すり替えを行おうとするらしい。
私の場合は、すでに怪しいと思ったので、
お札から手を離さず。
最後は、力づくで奪おうとする勢い。
こっちも力づくになり、結局あきらめて行く。
本人はケロッとして、家族で歩き始めた。
忘れることのない経験ですが、バンコクのすごいところは、
それから2週間の間に、2回ほど
「日本のレストランはどこですか?」と
明らかにあやしいアジア人の家族連れに質問を受けたところ。
しかも3回とも別人。
いっそのこと、わざとダミー札で
技をご披露いただこうかと思うほどです。
この手品師か詐欺師集団、どこかで訓練しているのでしょうね。
一生懸命に。
ロールプレイングもしているのでしょうか、
犯人と被害者を交代しながら。
皆さんもご注意を。
不景気になると、物騒になります。
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